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3月17日(水) 母へ

2010年03月18日 00:55

このブログを作ったときから、一番初めにカミングアウトをする人は決めていました。

母です。

全く言うつもりはありませんでした。 きっと何年も先になるだろうと。

でも、友達や初対面の人にはカミングアウトしてるのに家族にはしない、

っていうのはどうなんだろうと思い始めました。

今まで言うつもりがなかった大きな理由は「一番幸せにしたい人だから」です。

カミングアウトをした瞬間、うちから世間の言う幸せの形はなくなります。

自分はいいけど。 むしろうちはそういう幸せは望んでないけど。

でも、自分の幸せの形と親が思う幸せの形がずれてしまうんじゃないかって。

それで悲しませてしまうんじゃないかって。

だから言わないできました。

「うちの子同性愛者なんです。」って胸張って言ってもらえるような、

そんな自分になるまでは。

でも色んな人にカミングアウトしてきて今の自分に自信が持てるようになったし、

とにかく自分らしく生きられるようになった。

それがうちは楽しい。 それを母にも知って欲しいと思いました。

自分自身のことで悩んでいたときに話を聞いてもらってたし。

「今うちはこんなに自分らしく生きてるよ。」って、

「こんな素敵な夢をみつけたよ。」って伝えたかった。

お昼に食事に行くことが決まった瞬間、そこでカミングアウトしようと決めました。

なんとなく口数は少なくなっていき、笑顔も少なくなっていく。

席についてしばらくしてからおもむろに口を開く。

「うちね、夢ができんよ。」

「社会を変えるっていう。」

そこまで言って・・・止まってしまった。 あれ・・・涙が。

初めてカミングアウトで涙が流れた。 まさかの事態だった。

怖いから・・・?

いや、たぶん真剣に聞いてくれる母を見たから。 そこに優しさを感じたから。

だからうちは泣いてしまったんだと思います。

結局母が気を使って話題を変えてくれました。

お昼はそこまででおしまい。 でも夜にまた話そうと思っていました。

夜に一緒にお風呂に行くことが決まった瞬間、そこで話すことを決めました。

露天風呂に浸かりながらなんとか重い重い口を開く。

「昼の話の続きなんだけどね。

うち自分っていうものを突き詰めていったら自分の性別に辿り着いて・・・

うち同性愛者なんよ。好きになるのは女なんよ。」

声を震わせながら、言葉を選びながら、勇気を絞り出しながら、

何度も「大丈夫だよ。大丈夫だから。」と自分に言い聞かせて、ようやく言えたこの言葉。

母は受け入れてくれました。 「あめはあめだから。」って言ってくれました。

夢に関しては「思いっきりやりなさい。」って言ってくれました。

心から・・・ありがとう。

お言葉に甘えて、思いっきり、思いっきりやります。

なぜってそれがむちゃくちゃおもしろいから。

カミングアウト後、母に一つだけお願いをしました。

「ブログにコメントをして欲しい。」そう、このブログに。

母がどう思ったのか、正直うちも気になります。 何を感じ何を考えたのか。

それに、できれば応援してくれたらなっていう思いもあって、このブログを教えます。

母が見てるからと言ってうちは何か制限したりするつもりはありません。

今まで通り、自分のやり方で自分のやりたいようにやります。

むしろ良いプレッシャーとしていきたいと思います。

うちはうちらしく生きてるよ。 母さんの子どもで良かったよ。

だから今度は、母さんがうちの親で良かったって思わせてみせるよ。


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コメント

  1. | |

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

  2. ぴのこ | URL | -

    あめさんこんちには(^O^)

    こんな試みいいと思います。

    それに素敵なお母様ですね。前、コメントしたの覚えてますか?

    同性愛だろうと親には子供は子供なんです。お母様の「あめはあめだから」って素敵な言葉ですね。


    あめさんが素敵なのはあめさんの家族も素敵だからなのかもしれないですね。

    これからも応援しています。

  3. 冬子 | URL | -

    Re: 3月17日(水) 母へ

    こんばんは。
    早速こちらのブログにも飛んできちゃいました。

    お母様にカムされたのですね(^^)
    あめさんの行動力は本当に輝かしいです。

    涙がでたなんて・・
    読んでいて私も胸が痛く、でもホッとした気持ちになりました。
    例え自分がどんな人が好きであろうとも、
    「あなたはあなた」って言われるのが答えだと思います。
    答えはない、とはよく聞く言葉ですが、
    みんなそれぞれ10人10色がしっくりくる言葉ですものね。
    同性愛なんて堅苦しい言葉ですが、たかが同性愛。
    同性へ愛があるだけです 笑。

    あめさんのお母様は、きっとあめさんを誇りに思われてると思います!
    私もあめさんを尊敬していますから♪
    お母さんへ素直な気持ちを伝えられたことが、一番の親孝行ですよ★


  4. イルカ | URL | -

    こんばんわ!!

    どうしても気になって
    見に来ました

    とても素敵だなぁってほんと
    素直に思いました!!

    自分をわかってもらうのって
    難しいけど、きっと相手も
    難しいですよね。
    でも本気のあめさんなら
    叶えることができると
    信じています!!
    最後まで強く信念を持った人が
    勝ちだと思います(^o^)

    私もがんばります!!
    がんばってくださいね(^∀^)
    応援してます!!

  5. あめの母 | URL | -

    今、思っていること

    あめ母です。
    私にご指名がきてしまったので書かないと・・と思いつつも、どう書いていいんだか・・「話す」のではなく、「書く」という作業はやっぱり重くのしかかります。

    なぜ私にコメントを求めるの?
    私がコメントを書くことで、あめと私の関係にどんな影響が出るのだろう?
    ブログを見る人にも読まれることを考えると、その人たちの目を意識してしまうし。

    あめから打ち明けられて二日たったんだけど。
    正直、私は、「同性愛者」という言葉に違和感を持ちました。今、自分をそういう言葉でくくる必要があるのかと。
    私の中では、あめと「同性愛者」という言葉が結びつかない。
    嫌悪感からではなく、母親として、ずっとあめを育て、見守ってきた存在と
    して、その言葉で自分をくくらないでほしいと思っています。

    くくってしまうと、せまくなるからです。
    もっと広い世界に羽ばたこうとしているなら、あまりこの言葉は意味がないと、今の私には思えます。ただ、勉強不足なので自信はもてないのだけどね。
    同性愛者と性同一性障害の違いもあいまいな私が、考えを述べることはどうなんだろうね?

    あめが、なみなみならぬ覚悟と勇気をもって、私に話してくれたことに対して、ありがとう。
    心からお礼を言います。そういう親子関係であることが素直に嬉しいです。

    ものすごく苦しんでいたことの原点がこれだったことがようやくわかりました。
    深く悩んでいることはわかっていたけれど、何もできなかった。いつか言ってくれるだろうと思って待っていました。

    正直な気持ちを言えば、「死」に直結する問題でなくてよかったと思いました。
    末期がんで余命宣告とか、自殺願望でなくて。麻薬とか犯罪とかでもなくて。(笑いごとではないっ!!)
    少なくとも精神は病んでないし、身体も並み以上の体力の持ち主。あめにとっては根源的な問題であるけど、緊急性はないということで。

    話してくれた後、あめにたいする見かたが変わることもないし、ふつうです。むしろ前よりも理解度は増したかもしれない。

    あめと一緒にスタートラインに立ったかな・・立たされた?

    カミングアウトしたからといって、あめがそうなんだと私は納得はしていないんです。納得するほど知識も情報も浅いし、勉強もしていない。
    わかったのは、あめの悩みの深さ、ずっと辛かった根本はこのことだったんだということ。そうだったんだ・・・と思った。
    今の私の正直な気持ちです。

    母親として、何かしてあげることができるとすれば・・・内面(自分)を見つめ、深く学ぶ場があるという情報をあめに伝えることができる・・・ということかな・・もちろん選択はあめ自身ですが。

    あめは教職を目指していますが、いい先生になれると信じています。苦しんでいる人の側に立つことができるからね。

    最後に、この言葉を贈ります。

    「自分自身を大切にできない人は、自分以外の人を大切にすることもできない」

    とりあえず、私はあめを見守っていくよ。

    大切なわが子へ   母より

  6. ナナ | URL | MqNV1N3E

    あめさんのお母さんのコメントを読んで羨ましいと思った方達がきっと沢山いるだろうなぁと思いました。
    見守っていくという言葉やスタートラインと言う言葉がどれほど嬉しく心強いものか!

    私はまだカミングアウトしてませんけど、カミングアウトした瞬間スタートラインどころかそこで全てが終わってしまう親子も少なくありません。
    頭がおかしいんじゃないか?
    精神科を受診しろ!
    と家族に言われた子もいます。


    どちらかと言うと暗いイメージを想像してしまうカミングアウトを、あめさんは前向きにアグレッシブに行い次々に成功させています。
    きっとあめさんの人柄や思いが相手に伝わるんでしょうね。

    ただ一つ心配なのが社会に出た時の周りの反応です。
    素晴らしい人がいる反面、根本的にどうしようもない心無い人達も沢山います。
    どんなに嫌でもその人達と一緒に仕事をしていかないといけない事もあると思います。
    なので時にはカミングアウトも注意が必要です。

    希望に満ちた若い芽がこのまま大きく育ってくれる事を願っています。

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