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3月20日(土) 高校の同級生へ

2010年03月21日 16:41

高校のクラス会がありました。

そういえば、高校の同級生にカミングアウトをするのは初めてになるのかな。

クラス会が始まる30分前から妙に緊張し始める。

何度も鏡の前の自分と向き合った。

カミングアウトをうちは「あめ」と「同性愛者のイメージ」の戦いだと感じています。

うちが勝つか、イメージが勝つか。

「いや、負けてないよ。大丈夫。」ってな感じで自分に言い聞かせたりもします。

母とはカミングアウト後にうちのことについて話し合ってはいません。

でも飲み会の会場まで母が車で送ってくれ、その車中でブログの話になりました。

そして旅行で部活の仲間にも話したこと、

それと今日もこれから話す予定であることを伝えました。

そしたら母はこう言いました。

「今日のクラス会で話すのはやめた方がいいんじゃない?

自分だけの時間じゃないし。それにその話を不快に思う子もいるだろうし・・・。」

今までの、すべてが覆された感じがした。

でも、そう言われてもうちは話そうと思った。

クラス会でうちの恋愛の話になったとき、チャンスだと思った。

近くにいた3人の友達に「うちね、同性愛者なんよ。」「女だけど女が好きなの。」

って伝えた。 そしたらなんか、いつもとはまた違った自然な感じで話が進んでいく。

興味津々って感じよりも、普通の話として聞いてくれる。

その自然さがうちにはなんだか不自然だった。

むしろうちの考えに同意してくれる人もいてくれたりして。 嬉しかったな。

それからブログの紹介をしていたら、近くの席の4人も加わってくれたので、

もう一度カミングアウト。 それからすごくのびのびできた。

というのも、母に「やめたほうがいいんじゃない?」と言われてから、

うちは初めてカミングアウトを止められたことに、ひどく困惑していたから。

でも言わないと他の話ができないし、笑えなかった。 話したくて仕方なかった。

だから話せてすごく楽になった。 自分らしくいられるようになった。

話し終わったころに携帯を見たら、着信とメールがきていました。

母と従姉からの着信。 それと母からのメール。

「理由はあとで言うからともかく今日の同窓会で話すのはやめて」というお願いだった。

いやもう話したし・・・。

でもとりあえずその理由を聞きたかったから、店の外に出て電話をかけなおす。

母)「もしもし。」

あめ)「はい。理由は?」

衝撃でちぐはぐにしか覚えてないが、理由を表面上まとめるとこんな感じだったと思う。

「地元の子がうちを同性愛と知ったら、めぐりめぐって父や祖父母に知られる。

それにお父さんの仕事の関係の人にも。父が他の人から知ってどう思うのかな?

苦しくなるのはあめだよ。」って。

もう、うちのなかの何かがプツンって切れた。

「結局、母さんもかよ! 結局母さんも社会を気にしてんじゃん! 意味わかんねぇよ。」

母の言葉の奥にどんな心があったかも理解しようとした。うちを心配してるのもわかる。

でもどんな心があったとしても、その母の言葉は、

「仕事」という社会を象徴するような言葉は、

「同性愛者ということを隠して」という意味にどうしてもうちには変換されてしまう。

今までになく泣いた。

母も「感情的になってしまうから」と言って、近くにいた従姉に電話を変わった。

従姉には自分からカミングアウトはしていないが、

母がおそらく話しただろうとは思っていた。

従姉に電話越しにすべてを吐き散らした。

「なんで自分を表現しちゃいかんの!?」「なんで自分のことを話しちゃだめなの!?」

「誰も傷つけたくなくて、誰も悲しませたくなくて、だから家族にも話さなかったのに。」

「無理だよ。」「どうしたらいいかわかねぇよ。」「悲しい。」

「一人だったら楽なのに。」「それなら絶縁でいいし。」「一人でやるよ。」「一人になるよ。」

どちらも幸せにすることはできない。 もしそうなら、もう今のうちは自分を選ぶよ。

ごめんけど、うちは自分を選ぶよ。 悲しいけど。 でもこんなしんどさ余裕だよ。

今までのこと考えたら全然余裕だよ。

今のうちには支えてくれる人がたくさんいるから。

「一人」って言っても、みんなうちを応援してくれるから。

一人だけど一人じゃないから。

電話で1時間以上ずっと泣きながら喚き散らした。 人目なんて気にしなかった。

従姉はある程度聞いたあと、うちの話を、うち自身の話を聞きたいと言ってくれたので、

散々迷った挙句、クラス会後に会うことにしました。

一人でいたかったけど、うちを知りたいと思ってくれた気持ちを大切にしたいと思った。

うちが外で電話しているとき、同級生の一人が来て、タオルを渡してくれました。

本当に、本当に、嬉しかった。

電話が終わって中に入ったとき、

泣き顔で戻ってきたうちを心配そうに見てくれる同級生がいました。

本当に、本当に、嬉しかった。

別れ際に「あめ好きだよ。」と言ってくれる同級生がいました。

本当に、本当に、嬉しかった。

あの空間に、うちは救われました。 同級生の言葉に、うちは救われました。

こんな社会をうちは変えたい。


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コメント

  1. ナナ | URL | MqNV1N3E

    Re: 3月20日(土) 高校の同級生へ

    落ち着いてからでいいので、まずお母さんに謝って下さい。
    厳しい事を言いますけど、カミングアウトを止められて怒る
    そんな感情的な振る舞いをしていては社会を変えるなんて不可能です。
    親が社会を気にしてそんなに悪いんですか?
    今の社会は平気で白い目で見てきたりするんです。
    表面上では「同性愛も異性愛も一緒ですよ」とか言ってても、
    裏では何を言ってるのかわからない事だって多々あります。

    会社で●●さんは同性愛者だという噂が広がるとします。
    中にはあめさんのお友達やお母さんのように「あなたはあなただから」と
    言ってくれる人もいると思います。でも、嫌悪感を示す人や面白がって
    噂に尾ひれをつけて人間関係を引っ掻き回そうとする人も居ます。

    あめさんの友達が受け入れてくれてもその友達の親まで受け入れてくれるとは限りません。
    格好の噂の種にされる事だってあります。
    あめさんのご両親が上のような立場に立たされる事だって十分にありえるんです。

    私は地元の友達にはつい先日までカミングアウトをしていませんでした。
    20年以上の付き合いのある大切な友達です。
    なぜしなかったのか?
    それは自分の家族を攻撃するかもしれない社会の目から守るためです。
    地元に住んで地元で働いている家族を守るためには隠す事だって時には必要なんです。
    守る人もなく、たった一人の人生だったら遠慮なくカミングアウトしますけどね。
    カミングアウトした地元の友達だって6人中1人だけです。
    私を受け入れてくれないかもしれないから他の5人には話さなかったのではありません。
    私の事を受け入れてくれる自信はあります。
    でも、私の家族を含めて社会的な目や立場を考慮した上で
    受け止めてくれるのにはまだ早いと判断したので他の5人へのカミングアウトは止めました。

    同性愛は何も悪いことじゃないのに何でそんなことまで考えないといけないのか?
    そう思うかもしれません。
    私だって悪いことしてないのになぜこんなに隠したりせなあかんのやろ・・・って思うことだってあります。

    でもね、私が私を偽りたくないから、隠したくないから、開放されたいから、
    その理由で家族が社会的に嫌な目にあったりする方が嫌なんです。

    そんな社会をあめさんは変えたがっている。
    素晴らしいと思いますし、応援もしています。
    ただ、今一度家族の事もよく考えてください。
    そんなにすぐに社会は変わりません。
    少しずつ少しずつやっていくしかないと思います。
    少しずつなんで社会が変わるまでの間は攻撃を受けることだってあるでしょう。
    家族を含めてです。

    何かアクションを起こす時は成功と失敗と両方のイメージを持つことも大切だと思います。
    失敗した時にこれは家族にも火の粉が飛ぶかもしれないと判断した時は
    カミングアウトしてもいいものか相談してみるものいいと思います。
    ただその時、社会の目を気にした発言をしたとしても感情的にならないようにして下さい。
    親には親の守るべき生活があります。
    それをわかってあげてください。

    あんなに素晴らしいコメントをくれるお母さんはそうそういないですよ。
    あめさん自身も前向きで一生懸命ですごく応援したくなりますし^^
    お説教みたいになりましたが、今回は少し独り善がりな印象を受けたので
    コメントさせてもらいました。
    長文失礼しました。

  2. ゆう | URL | wLMIWoss

    毎度毎度あめさんの行動力には脱帽します。

    そしてたくさんの良い理解者の方々に巡り会われていて本当に羨ましい限りです。


    私も同性愛者であることを隠すことは自分を偽るようで辛いときが多いし、だいたいなんで隠さなきゃいけないんだと腹立たしくなります。


    でも今回のお母様の反応は、仕方がないことだと思います。

    家族という切り離せない関係だからこそ気をつけなければいけない、曖昧にできない見過ごせない部分があるのだと思います。

    友達とは少しわけが違うのではないでしょうか?


    ゛同性愛は良いと思うけど自分の子供がそうだったら困る゛という話をききますが、善し悪しは別としてそれが現実なんでしょう。


    私自身、カミングアウトはめったにはしない考えです。
    今の社会では、リスクが大きいからです。


    お母様の言葉の意図はあめさんへの否定ではなく、家族への配慮だったのでしょう。
    取り方しだいですが、お母様は色んなことを考え悩んでらっしゃるはずです。
    その難しい立場自体をまず考えてみてあげて下さい。

    そして社会を変えるためにも、お母様とはよく話し合って下さい。


    あめさんにはいつまでも勇気と行動力を失わないでいただきたいです。

    東京から応援しています。

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